「帰りに下駄箱でも覗いてみたらいいんじゃない？」

シチュエーション

バレンタインの放課後、教室で女の子と出会ったあなたは……。

シナリオ

あれあれ。オタク君、いつにもまして暗い顔じゃん。
もしかして、誰からもチョコ貰えなくてしょんぼりしちゃってるのかな。
かわいそう。モテない奴はつらいね。
ま、最近は義理チョコも減ってきてるし、君に本命チョコくれる変わった子なんている訳ないし。
仕方ないよね。
なになに、もしかして期待しちゃってる？
あはは、私が君にチョコ用意してると思う？
普通にいっぱいチョコは買ったけど。自分用と友チョコにね。
バレンタインはおいしいチョコだらけで最高なんだよね。
だから、君に渡すチョコなんて一個もない。がっかりした？
いいね。君のしょんぼり顔、嫌いじゃないよ。
あはは。今日一日甘いものいっぱい食べたし、帰ろ帰ろ。
じゃあね、バイバイ。
ま、帰りに下駄箱でも覗いてみたらいいんじゃない？
一個ぐらい、お情けで入ってるかもね。